練馬総合病院

[学術集会報告]

学術集会会長挨拶

 このたび日本医療マネジメント学会第17回東京支部学術集会を、2017年2月25日(土)、東京都新宿区の東医健保会館で開催させていただくことになりました。
 本学会は、医療の質向上、医療経営の質向上を目指して、組織管理の観点から、医療安全、地域医療連携、感染、情報、事務、施設・設備、教育など広く管理に関わる事項について、研究発表、討論する重要な学会です。チーム医療を担う医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、放射線技師、理学療法士、栄養士、事務職員等多職種の医療従事者が集います。
 本学術集会では、実施後1年経過したにもかかわらず、諸問題がみられる医療事故調査制度の運用に焦点を当て、「医療事故調査制度への適切な対応」をテーマに企画しました。
 会長講演は「医療事故調査制度の運用における問題点―指針(ガイドライン)の正しい理解と対応―」を問題提起します。基調講演は宮澤潤弁護士に「医療事故調査制度成立の経緯と課題」を、特別講演は中央大学理工学部中條武志教授に「ヒューマンエラーと医療の安全確保」として、本制度の基本となる考え方を講演いただきます。
 シンポジウムは、「安全確保はチーム医療の実践から-継続的質向上(TQM)の推進―」をテーマに、ひたちなか総合病院永井庸次院長、練馬総合病院薬剤科金内幸子科長、医療法人社団永生会安藝佐香江統括看護部長に、実践に基づいた事例紹介の後、討議いただきます。
 ランチョンセミナーは練馬総合病院柳川達生糖尿病センター長に「健康寿命を延ばす食事―地中海式健康和食―」を提案いただきます。
 一般演題では、医療安全、医療の質、感染制御、地域連携、チーム医療、情報活用、クリティカルパス、その他に関する演題を募集しました。
 今回の学術集会が多くの会員の皆様にとり、新たな知識の獲得と見識を深めるよい機会になることを願い、多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

日本医療マネジメント学会 17回東京支部学術集会
会長 飯田 修平
 ((公財)東京都医療保健協会 練馬総合病院 理事長・院長) 

学術集会事務局からのご案内

ホームページをオープンしました。(2016.10.20)
演題募集を10月下旬より開始しました。

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